歳を取ると頑固になる理由

人間、年を取ると頑固になる傾向が強いです。

 

なぜなら、「思考停止」状態に陥っていくからです。

 

やはり人間、楽な方向に進みがちなもので、

 

頭をできるだけ使いたくありません。

 

なので、できるだけ思考を停止することができるように、

 

「記憶に頼って」思考するように人間はなっていきます。

 

帰納的思考をするようになっていきます。

 

つまり、過去の自分の記憶に基づいて、物事を判断するようになっていくのです。

 

これが歳を取ると頑固になる理由です。

 

 

 

論理的に物事を考えるのは、面倒なので、

 

「○○は××だ!」と断定するようになっていくのです。

 

断定すれば、それ以降、その物事ついて考える必要がなくなるからです。

 

いちいち考えて物事を判断するよりも、自分の意見と違うものを認めない方が、

 

頭を使わないので楽に生きていくことができます。

 

「思考停止」は楽なんですね。

 

 

さらに、年を取れば取るほど、それが間違った考えであれ、正しい考えであれ、

 

自分の考えと異なるものは認めない傾向が強くなっていきます。

 

記憶が強固になっていくからです。

 

記憶は長く脳内にあるものほど、簡単に素早く呼び起こされるようになり、

 

同時に占有率も高くなっていきます。

 

 

記憶が簡単に素早く記憶が呼び起こされることにより、

 

物事に対して直情的に反応するようになります。

 

自分の意見と異なる人を見ると、すぐにカッとなって、頭に血が上るようになってしまいます。

 

 

また、記憶の占有率が高くなるとは、ある物事に対する情報について、

 

自分の元の考えが独占していくようになる、という意味です。

 

ある対象に対して、ある考えがある人は、

 

同じ対象に出会った時に、自分の考えの正当性を強める部分だけを見るようになっていきます。

 

同じ対象で、自分の考えと違う一面を認めようとしなくなります。

 

 

例えば、血液型で「A型は几帳面だ」と考えている人が、

 

A型の几帳面で無い一面を見た時に、それを無意識に見逃しやすくなったり、

 

忘れやすくなったりする、ということです。

 

 

こうして、歳を取ると人は頑固になっていくのです。

 

頭を使わず、「思考停止」状態になって楽をするのも良いですが、

 

頑固で誰も寄りつかない老人には将来なりたくないものです。

 

物事を多面的に見て、他人の意見に耳を傾けることができる人間になりたいものですね。

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