英語教育の謎

英語教育の謎についてです。

 

滅多につかわれない難しい構文を用いた文章を和訳させたり、英作文で使わせたりする問題。

 

そんなに使い方が難しい構文なら、良く覚えてなくても、使いたいと思った時に調べながら使うから、間違えずに済むと思うのですが、どうでしょうか?

 

同様に、滅多に使われない難しい単語や熟語の意味を問う問題も無駄です。

 

文章の流れから、意味を類推させて、内容の理解を問う問題なら別ですが、それ以外は無駄です。

 

そのような単語や熟語を使いたいと思ったり、文章を読んでいる時に遭遇したら、調べて意味を理解することができます。

 

学校のお勉強では、この種の「滅多に使わない知識を問うことで点差を付けやすくする」行為がよく見られます。

 

 

「知らない」と明確に自覚できる知識を、何も調べずに使う無謀な人間はほとんどいないので、このような問題の意義は全くありません。

 

学ぶべきは、「知らないということを自覚しにくい知識」です。

 

英語で例を上げるなら、「inflammable」という単語や、「for good」などの熟語です。

 

普通に考えると、「inflammable」は燃えない、「for good」は良い結果になるように、などという意味だと思ってしまいそうです。

 

しかし、前者は「燃えやすい」という意味であり、この「in」は否定の意味ではなく、強調の「in」です。

 

また、後者は「永久に」という意味です。

 

 

これらのように、常識的な知識からずれていて、自分で知らない、ということを自覚しにくい知識、

 

知っている知識から類推して正しいと思いこんでしまいやすい知識を優先して学んでいくべきです。

 

自分で知らない、ということが認識できる知識は、記憶する必要がありません。(それが使う頻度の低いものであれば)

 

なぜなら、「知らない」ことが分かれば、調べて間違わずに理解したり、使用したりすることができるからです。

 

しかし、日本の英語教育では、「知らない」ということが認識でき、かつ滅多に使わない応用性の低い問題ばかりが出されているのです・・・

 

 

 

やみくもに色々な知識を記憶しているばかりでは、切りが無いです。

 

必要な時に調べれば済む知識と、脳内に入れておいて活用すべき知識を正しく判別し、時間を節約して行くべきです。

 

必要な時に調べれば済む応用性の低い知識を記憶することは、難しいので成し遂げると達成感を感じる人が多いようですが、全く頭はよくなりません。

 

本当に必要な知識は何か?ということを教育者たちが理解して、無駄な問題のために優秀な子供たちが無駄な時間を浪費することのないようにして欲しいものですね。

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