食べ物は残しても良いのか?

「食べ物は残してはいけない」という考え方があります。

 

果たして、この考え方は本当に正しいのか?ということについて、私の考えを述べていきたいと思います。

 

 

食べ物を無理に食べることで、様々なデメリットが生じます。

 

 

・作業効率が落ちる

 

まず、無理に食べることで、胃もたれし、気分が悪くなり、様々な作業の能率が落ちることが考えられます。

 

作業能率を落としてまでして、食べ残しをせずに全て食べるべきなのでしょうか。

 

食事が勿体ないといって、無理すると、「時間が勿体ない」のでは無いでしょうか。

 

身長、体重、各種臓器の大きさなどが違うのに、各人が均一な分量を食べる必要はないでしょう。

 

各人が適切な量を食べて、快適な気分で各仕事に取り組むことの方が、社会にとって有益ではないでしょうか?

 

 

 

・廃棄の悲しみVS売り上げアップの喜び

 

それに、継続的に皆が適切な量を食べるようになり、適切な量を食べるようになれば、飲食店の売り上げが下がります。

 

食べ残しが出る、ということは、余分に多く販売できたということなので、売り上げ自体は伸びているはずです。

 

食事を提供する側としては、売り上げが下がるので、食べ残されるよりも悲しい、という人も出てくるのではないでしょうか?

 

「一生懸命育てた食材・調理された食事が廃棄される悲しみ」

 

と、

 

「売り上げが伸びて金が手に入る喜び」

 

の二つを天秤にかけて食べ残しが良いか悪いかを判断する必要がありますね。

 

自分が作った食べ物が残されても、売り上げが上がった方が嬉しい、という人は沢山いると思うのですが・・・

 

 

 

・余計なコストが発生する

 

食べ残しが生じないように、飲食店側が個人ごとに最適な量を提供する努力をすると、

 

料理の注文の手間・料理の量の調整の手間などが増えます。

 

客に何をどれくらいの量にするか?を訊くことで時間がかかりますし、

 

そのそれぞれの量ごとに食器を選んだり、

 

食べ残しを減らすために、飲食店側があらかじめ、食べ残しが生じないように少な目に食事の量を設定しておく、という方法も考えられるでしょう。

 

しかし、この方法では量が少ない、というクレームが生じやすいでしょうし、

 

追加注文の回数が増えて光熱費や人件費など余計なコストがかかります。

 

量を初めから多目にしておけば、食べ残しが生じますが、これらの手間を省くことができます。

 

 

 

 

・食べたくても食べられない?

 

食事を捨てるのが勿体ない、世界には食べたくても食べられ無い人がいる、という意見もあります。

 

しかし、食べ残しをしないように努力することで失われる時間を、各人が有効に使うことで、食料の生産効率が上昇することも十分考えられます。

 

食料の生産に直接関わる人なら、直接的に浮いた時間で生産効率を上げる知恵が出せるでしょうし、

 

その他、「食べ残しをしない努力」を「しない」ことで、各人が時間を有効に使い、間接的に食料の生産効率を上げることになる場合もあるでしょう。

 

そうなると、食べ残しをしない努力が、返って食料をそれを望む人の所に届けにくくなる、という結果を招くことも考えられます。

 

 

食べ物は残しても良いのか、というテーマについて、パッと思いついたことを書いてみました。

 

食べ残しが絶対的な悪、と主張する人がいますが、

 

食べ残しには、デメリットばかりではなく、メリットもたくさんあります。

 

一面的な見方をせずに、多方面から物事を見て、正しい答えを導き出していきましょう。

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